3年 鈴木 悠介
3月11日。東日本大震災からちょうど1年が過ぎました。被災地の方々のご冥福とより早い復興を心からお祈り申し上げます。
去年のこの日、ちょうど私達は九州遠征で試合を行っていました。宿舎に帰ってテレビをつけてみるとそこには今まで見たことのない悲惨な状況が目に映りました。日本はどうなってしまうのか。私は茨城出身なのですが、家族は無事なのか。不安な気持ちでいっぱいで正直野球に集中できるような気持ちではありませんでした。
あれから1年。時間は過ぎていきますが記憶は未だに心の中に残っています。この震災で自分達は何ができるのか。それは今日池田さんもミーティングでおっしゃっていたことなのですが、自分達に与えられた環境の中で野球を初め、大学生活を精一杯、誠実に生きて行くことなんだと思います。また、自分達には野球というスポーツで少しでも被災された方々達に頑張っている姿を見せる事が自分達にできることだと思います。本日、九州産業大学さんと、久留米大学さんとの試合がありました。午後2時46分。震災があった時間に全員で黙祷を行いました。目を閉じるとあの日の光景が目に浮かんできました。両親を初め、支えてくださっている全ての人に感謝をし、この震災を決して忘れる事なく普段の練習から常に全力プレーをしようと改めて思いました。
野球が普通にできる喜び。この事を決して忘れる事なく感謝の気持ちを持ってこれからも精進していきたいと思います。
3年 藤倉 一平
東日本大震災から本日で一年となりました。被災地の方々のご冥福をお祈り致しますと共に、少しでも早い復興を願っております。試合中、14時4分にグラウンドで黙祷を行いました。試合前のミーティングで、監督に私達にできることは何かと問いかけられ、大好きな野球が毎日できること、大学生活を自由におくれること、そうした中で今を誠実に生きることが大切あり、それが私たちの責任であると思いました。野球の中でも私達にできることはたくさんあると感じ、一球を大切にするということを意識して本日の試合に臨みました。
本日はみゆき球場にて九州産業大学と久留米大学との交流戦を行いました。
九州産業大学との試合では、守備のミスからの失点が全てで反省すべき点がたくさんありました。最終回に逆転できたことは中大らしい粘りがでてよかったと思います。
久留米大学との試合はたくさんの選手がチャンスを与えてもらいました。自分もチャンスを与えてもらいましたが、ミスもあり、結果も出ず非常に悔しい思いをしました。
この九州遠征での試合は今日で最後でしたが、守備のミスなどによる課題や不利な状況で試合の経験ができたことなど勝つことだけではなく、たくさんの収穫があったように思います。この5試合をより良かったものにするには、ミスを次に生かすことがこの遠征をより良かったものにする一番大切なことです。日頃のキャッチボールからの1球1球に気持ちを入れ、基本を大切にプレーしていきたいと思います。
明日からの練習で5試合での反省点を生かし、チーム一丸となって努力していきたいと思います。また、本日もたくさんのご父兄の方やOBの方に応援していただいた上に差し入れもいただき、改めて私達はたくさんの人に支えられているということを感じました。
これからも感謝の気持ちを忘れずに一生懸命野球に取り組みたいと思います。