オーストラリア遠征【6日目】

3年 延田 寛基


 オーストラリア遠征5日目となりました。
 5日目は野球だけでなく、一つの社会勉強としてアデレードでの市内のお店や町並みの観光をしました。
オーストラリアは過去に英国の植民地であり、建物のデザインや町並みは英国を感じることができました。
 本当の意味での国際交流とは相手の国の歴史や民族性を勉強することから始まり、言葉の壁を乗り越えて野球を通じての交流こそ国際交流の原点ではないかと感じました。その一つとして私がこの市内観光を含めオーストラリアに来て感じたことは、人の心の暖かさと何でも自ら行動を起こそうとする積極性です。
 色んなお店を周りましたがそこで道に迷ってしまったときに自分たちから訪ねる前に声を掛けて下さったり、お店の人から色んな話をしたりして頂きました。
 私がもし道に迷っている海外の人がおられた時、きちんと言葉で伝えられるか不安に思い戸惑ってしまうと思います。しかし、これから社会に出る時や野球でもピンチのとき程、自らが何か行動を起こし積極的に行動、プレーしなければなりません。
 それは、いつも常日ごろから池田さんがおっしゃられている私生活での過ごし方にあると私も感じました。
 オーストラリアでの遠征も残りわずかとなりましたがこのオーストラリアに来て感じたことを機に初心に返り日本に帰ってからも人への気遣い、心遣いを忘れず中央大学準硬式野球部のモットーである当たり前のことを当たり前にこなせるような人間になりたいと思います。