浜松合宿【3日目】

3年 小貫 慧太


 今日は練習2日目でした。浜松合宿の目的は1年間を通し戦い抜く土台となる強靭な身体を作ることです。そのために私達は朝と夜は10升のお米を食べ、そして球場までの往復12キロのランニングを毎日こなします。球場でもランニングメニューを中心とした下半身トレーニングに励み、各選手が自分の限界に挑戦します。考え方によっては、相当辛い練習をしていると思われるでしょう。しかし私は決して辛いとは思いません。全ては日本一奪回の為です。例えどんな厳しい練習であっても、日本一になるためと思えば苦しくありません。その一心だけが私を動かす原動力となっています。また、今日は走助監督からお話があり、練習では与えられた練習メニューを100%の力でやり切ろうということでした。次のメニューの事は考えません。手を抜くことは簡単です。手を抜けばそれは全て自分に返ってきます。自分のスキルアップのために昨日よりも今日、今日よりも明日という意識をチームで共有し、切磋琢磨していきたいと思います。
 今年は3年生に上がり、上級生という立場となります。遊撃手のライバルは2年生の上野と新入生の森田です。絶対に負けたくありません。昨年はベンチから試合を見ることが多く、悔しい思いをしました。先程、話した2つの事を常に頭に置き、今年は絶対にレギュラーの座を勝ち取り、悔しい思いをした分、試合で暴れられるよう、球場での練習だけではなく合宿所での生活を含めて、遠慮することなくチームを引っ張っていきます。
 合宿はまだ序盤ですが、選手同士が声を掛け合い、メリハリのある雰囲気で合宿生活を過ごせています。更に良くなる様に選手1人ひとりが意識して頑張