浜松合宿【7日目】

3年 江間 将平


本日は練習6日目でした。朝から雨が降っていたため、体育館での練習となりました。

 私にとって浜松合宿は3回目になりますが、今回のこの合宿は今まで以上に強い気持ちを持って取り組んでいます。なぜなら、大学に入学してから今までなかなか結果が出ず、本来の自分の力を発揮出来ていないからです。その結果ベンチから試合を見ることが多くいつも悔しい思いをしてきました。したがって、今年こそは必ず結果を出したいと思っております。

 今までは自分に甘えてしまう部分もありました。しかし、上級生となり自覚も出てきて、試合出たいという気持ちからこの冬から毎日自主練習でバットを振ることを続けています。また、筋力トレーニングも始め一から身体を作ることにしました。その成果もあり、合宿では本来の自分の持ち味である力強いスイングをすることが出来るようになり手応えを感じています。しかし、今私の守っているファーストには、萩原さん、松嶋さん、そして同級生の小池がいます。3人ともそれぞれ自分の武器があり、素晴らしい選手ですが、その中で私がレギュラーを掴み取るには先日、池田さんがおっしゃっていた安定感のある選手になることだと私は思います。ここぞという場面で一本打てるような勝負強い選手になることが必要だと思います。そのためには普段の練習から一本一本に集中し確実にこなせるようにしていきたいと思います。

 先日、ソチオリンピックが行われていましたが、男子のスキージャンプで41歳の葛西選手が銀メダル獲得しました。葛西選手は41歳という年齢ながらもオリンピックでメダルを取るという夢を諦めずに努力を続けた結果が出たと思います。私も葛西選手のように諦めらめずに努力を続けていきたいと思います。

 また、私はこの合宿で野球を楽しむことを常に意識しています。今年は大雪の影響もあり、なかなかグランドで練習することが出来ませんでした。そんな中で、この合宿では思い切りグランドで大好きな野球をすることができ、とても幸せに感じています。また、こんなに毎日野球に打ち込める日々を過ごせるのも、あと2年間しか出来ません。長いようで終わってしまった時には必ず、あっという間だったと感じると思います。今しかすることの出来ないものだからこそ、後悔しないようにやりきりたいと思います。

 そして、私達が大好きな野球をすることの出来る背景にはいつも、支えてくれる両親、保護者の皆様、OBの方々そして、中央大学準硬式野球部を応援してくださる方々がいてくれるからこそ、私達は野球ができるのだということを忘れずにこれからも野球に打ち込みたいと思います。そして、明日は今シーズン最初のオープン戦が行われます。まだ実践練習が出来ていませんが、ミスを恐れず積極的にプレーしていきたいと思います。