秋田合宿【5日目】

2年 遠藤 祐亮


 本日は合宿5日目となり、秋田合宿も折り返しとなりました。本日は午前中に能代松陽高校さんと大宮東高校さんとの合同練習がありました。高校生との練習はとても新鮮で大学生の私達もがむしゃらに練習をしていた高校時代を思い出し、良い刺激を与えて頂きました。アップでは、大学生と高校生が混ざってポール間を10往復走りましたが、高校生のエネルギーを感じ、私達大学生も練習に更に熱が入りました。
 午後からは東北学院大学さんとの定期戦がありました。試合には勝ちましたが私達のチームの課題が浮き彫りとなった試合でした。今のチームは一度ミスがあるとなかなか切り替えられずにミスが連鎖してしまうため、このままでは全日本大会で勝ち進むことはできません。この課題を克服するため、私達は試合後に1500回のスクワットを行いました。しかし、それはやらされるだけのスクワットであり、自分に打ち勝つ為の練習ではありませんでした。池田さんはスクワット1つとっても全力で行い、徳を積みなさいと仰いました。その後、もう一度自分を見つめ直し、自分に打ち勝つ為に全員でグラウンドから宿舎までの10キロの道のりを声を出しながら集団走で帰りました。最後に池田さんは最大の敵は相手ではなく自分の中にいると仰いました。私もその通りだと思います。全日本大会のプレッシャーの中でプレッシャーに打ち勝ち、結果を残すためには自分に打ち勝ち、殻を破らなければならないと思います。その為にこの合宿では最大の敵は自分であることを肝に命じて練習に取り組みたいと思います。
 私個人としては昨年、この時期に怪我をして、チームの練習に全くついて行けず、悔しい思いをしました。その為今年は自分に負けないように練習に取り組み、アピールしていきたいと思います。全日本大会では今年は優勝をするために5試合を勝たなければいけないため投手陣が少しでも多く必要となってきます。私もベンチ入りをし、少しでも試合で投げてチームに貢献できるように残りの5日間の合宿を全力で乗りきりたいと思います。