4年 小貫 慧太
合宿8日目の今日は紅白戦を行いました。合宿も終盤に差し掛かり、本来であれば完璧に近い状態に仕上がっていなければならないのですが、今日の紅白戦は我々の目指すべきレベルに対し、内容の薄いものとなってしまいました。課題をあげるとすれば二点あります。
一点目は、頭を使ったプレーが出来ていないという事です。
攻撃面で言えば相手バッテリーの心理を読み、このカウントではどういう球種が来て、どこのコースに投げてくるのだから自分はどう打つのかを考えられていないこと。又、打つべきボールを見逃してボール球に手を出して凡退してしまうことです。
守備面ではもちろんバッテリーは相手バッターの裏をかいた投球をするのはもちろん、苦手なコースを徹底的に攻めること。野手はボールが飛んできそうな確率が高いところに守備位置を取るなど、池田監督には口酸っぱく言われている事をまだまだ実践出来ていません。持っている技術だけで勝負するのではなく、頭も使って相手の弱みにつけこまなければ勝利は引き寄せられません。
二点目はミスが出たら連鎖して止められない事です。これが今年のチームの弱い部分であり、試合での負けパターンとなっています。野球は団体種目であり、1人だけがいいパフォーマンスをしても勝てないし、逆に全員が力を発揮したとしても負ける事がありそれが野球の面白いところでもあり、難しいところでもあります。
では、どうしたらミスの連鎖を防ぐ事が出来るのでしょうか。それはチームワークしかないと思います。その為に自分達は日本一という大きな目標に向かって、仲間と共に血の滲む様な練習に取り組んでおります。特に集団走であったり、スクワットであったり、苦しい練習にもみんなで叱咤激励して乗り越えてきています。又、普段は同じ釜のご飯を食べて生活する事でお互いのことをよく知りチーム力を高めております。このようなことの繰り返し、普段の生活で協力し合うことで徳を積み、これらを積み上げることが優勝に近づくと信じています。
私自身、最上級生として今年のチームの結束力はかなり強いと感じております。ですが、このチームならもっと良いチームワーク完成させる事が出来ると思っております。副主将としてもチームの事を考えて良い方向に導けるようにリードしていきたいです。
合宿は残り2日間です。チーム力で充実した練習が出来るように頑張りたいと思います。