4年 保坂 祐樹
本日で2015年度秋田合宿の最終日となりました。
私達4年生にとっては大学生活最後の合宿であり、私自身も主将という立場ということで、より一掃気合いを入れて臨みました。午前中は宿舎からグラウンドまでの9Kmの道のりを1歩1歩踏み締めながら走り、集団走、アップ、キャッチボールの後にノックをし、大きい球場を想定しながら連携プレーの確認をすることが出来ました。午後からはゲームノックとフリーバッティングをし、10日間お世話になったスカルパ球場の掃除、片付けを全員で行いました。
私はこの秋田合宿で、改めて感じたことがあります。それは、私達は沢山の方々に常に支えて頂いており、その方々への感謝の気持ちを決して忘れてはならないということです。毎朝私達がグラウンドに到着するよりも前に白神山水を運んで下さる工藤様を始め、宿舎の方々、グラウンドの関係者の方々、差し入れをして下さる方々など、数え切れない程の人達に私達は支えて頂いております。自分の時間を割いてまでも私達に少しでも喜んで頂きたいという思いを感じることが大切であり、野球をする以前にこういった形で応援して下さる方々のそういった思いをよく考える事が大事だと改めて学びました。
今年は主将に任命され、昨年とは全く違う視点で野球をするようになりました。チームの為にはどう動けばよいか、どのように指示すれば効率良く物事を進められるのかなどを毎日常に考えております。しかし、中々上手くチームをまとめることが出来ず、チームを引っ張る立場として全く役に立っていないと実感する時もありました。昨年は4年生の力が大きく、全日本大会を優勝することができ、その中でも特に、主将の萩原さん、エースの小河原さんの存在が優勝に導いてくれたものだと私は強く感じております。「主将」と「投手」この2つの役割を果たすことが私の役目であり、チームに貢献していくべきことだと実感しております。
池田監督は、「今年はチームワークで戦わないといけない。1人でも違う方向を向いているとチーム力が落ちてしまう。」と私達に鼓舞して下さいます。昨年に比べ、経験が浅いからこそ、どのチームよりも練習をこなし、チーム全員で乗り越えてきました。全てはこの全日本大会で2連覇する為です。選手全員が練習の成果を存分に発揮できるよう、私が全力でチームを引っ張り、勝利に導きます。最後は気持ちの勝負であり、4年生がいかに底力を出せるかにかかってきます。今一度「挑戦者」の心を持ち、「今年は勝てない。」という評価を一掃する勢いで、金沢で優勝したいと思います。
最後になりますが、今回の秋田合宿に沢山の差し入れ、御声援を頂き本当にありがとうございました。この恩はやはり最高の結果という形でお返ししたいと思います。最後の夏、全員野球で頑張りますので、今後共、応援の程宜しく御願い致します。