浜松合宿 2日目

 4年 芝田 泰樹

 

 本日は浜松合宿での練習初日となりました。
私は今回の合宿前に左足首を剥離骨折してしまい、松葉杖生活での合宿参加となってしまいました。4月から新4年生となり最後の1年間となります。その1年の始まりである浜松合宿で練習を行うことができず、大きなブランクを抱えてしうことになります。これまで3年間の積み重ねや、シーズン開幕に向けて仕上げてきたものが一瞬にして崩れました。ここまで大きい怪我は経験がなく、悔しさと腹ただしさがせめぎ合っています。しかしこの悔しさを糧にし、こらから努力していかなければいけません。今の自分に何ができるのか、どうすればチームに貢献できるのかを考え行動したいと思います。また、できるだけ早く復帰できるよう治療したいと思います。
練習では宿舎からグランドまでのランニングから始まり、午前はバッティング、午後はフィールディングを行いました。日頃は球場より狭い大学のグラウンドで練習を行っており、浜松合宿での球場練習は日頃できない充実した練習になります。球場で行った練習では各々がモチベーションを高め、目標を持って練習を行うことができました。このような充実した練習を行えていることに感謝し、明日からの練習にも励みたいと思います。
そして、私たちは夕食で10升のお米を食べきることを目標にして食事をしています。食事は合宿での練習にも耐えられる体力をつけるための大切な練習の1つです。しかしチーム内の食事に対する意識の差があり、人任せにしている者が多くチームワークにばらつきが見られました。自分の限界を自分で決めて諦めてしまっており、協力すれば無くなるものが誰か1人欠ければ無くなることはありません。このようにチームに1人でも諦めてしまう人がいてはいけません。これは野球にも繋がることです。自分ができないことを諦めてしまっていれば、課題を克服できずに終わります。これでは試合に勝つことはできません。自分自身が苦しい状況に立ったときに
、少しでもチームの力になろうと諦めず立ち向かうことが重要あり、試合に勝つには全員が諦めることなく戦い抜く力が必要です。そういった面で今回の夕食時のように野球の練習だけではなく、野球以外のことでも養っていかなければなりません。今のチームはそういった野球以外の物事を見直し、チーム全員で1つの目標に向かって諦めず結束することが必要です。何事も諦めることなく戦い続けることが勝利に繋がると思います。今日の経験を糧にし、チームの更なる向上に努めていきたいと思います。