浜松合宿 9日目

4年 上野 太一


 本日は合宿最終日となりました。
昨日から自分達のために自分の時間を割いてまで治療を行ってくださっている田中良太郎先生に怪我を防止するためのストレッチやアップの仕方などを教えていただきました。自分の身体は自分で守りケアを行わなければなりません。今後の練習では田中良太郎先生に教わった練習メニューを取り入れていき怪我をしにくい身体を作り上げていきたいと思います。
私は今回、「主将」として合宿に臨みました。どうすれば勝てるチームになるか。どうすれば誰からも愛されるチームになるか。ということを合宿中、寝る以外の時間ずっと考えていました。今年のチームは今までのチーム以上に経験のある選手がいません。日頃、池田監督から私生活を疎かにしている選手は野球の神様は味方をしてくれない。とおっしゃってくださっています。今回の合宿では一部の選手が心に甘えが生じ、私生活を疎かにしていました。そのような選手がいる限り、このチームに勝てるチャンスは巡ってきません。まずは「主将」として野球の技術以外に目を向け、当たり前の事を当たり前にすることができ、人のために己を犠牲にできるチーム作りを行っていきたいと思います。そして、昨年の全日本大会決勝で日本大学に敗れた悔しさを選手全員が一瞬も忘れることなく、挑戦者という気持ちと王者の誇りを持ち練習に取り組んでいき、今年の全日本大会で優勝し「日本一奪還」を行います。
又、今回の合宿にもたくさんのOBの方々や父兄の皆様が遠方の中、グラウンドまで駆けつけてくださいました。自分の時間を割いてまで自分達のためにノックやバッティングピッチャーを率先して行っていただいた先輩方に少しでも成長した姿をお見せできるようこれからも精進していき、「日本一」という形で恩返しを行いたいと思います。