4年 田中 宏樹
本日から秋田合宿が始まりました。昨日の夜東京を出発し、本日の午前中に毎年お世話になっている森山館に到着致しました。本日は、毎年恒例となっている「能代七夕天空の不夜城」に参加させていただきました。今年で3回目の参加となりますが、昨年同様に引き手として、お祭りの運営に携わらせていただけることに感謝しています。そして、工藤様に美味しい夕食を御馳走していただいたことにも感謝をし、明日からの練習に取り組んで行きます。
毎年この時期に行われている秋田合宿は、非常にたくさんの方の支援があり、行うことができています。本日も自分たちが秋田に到着したことを聞き、応援する会副会長の小畑様をはじめとして、自分たちの為にホテルまで足を運んでくださり、たくさんの差し入れをしてくださいました。毎年、こうして自分たちの為に支援をしてくださる方々に恩返しをする方法は、一つしかありません。それは、「日本一」になることです。昨年の全日本大会は準優勝に終わりました。相手の優勝に湧く姿や、先輩方の泣き崩れる姿は、この1年間1度も忘れたことはありません。たくさんの応援してくださる方や、熱心に指導してくださるスタッフの方を胴上げし、最高の恩返しをする為に、この1年間練習をしてきました。昨年の全日本大会では、全5試合に出場させてもらいましたが、キャッチャーとして、扇の要として、守備面では大きくチームに貢献することができました。しかし、打撃面では、5試合で打率が1割と、チームの足を引っ張る結果となりました。全日本大会のプレッシャーは自分が想像している以上のものでした。緊張で体が思うように動かず、バットが出てきませんでした。あれほど体を締めつけられるような思いをしたのは初めてでした。そのプレッシャーに打ち勝つ為に、この1年間毎日休むことなくバットを振り続けてきました。すべては全日本大会での1打席の為です。全日本大会での打席で全力でバットを振りチームの勝利に貢献する為に、この秋田合宿でも毎日全力でバット振り続け、必ず日本一になります。練習は嘘をつかないということを信じ、全力プレーに徹します。又、応援してくださるすべての方々の笑顔を見るために、今年の全日本大会は戦っていきます。この恵まれた環境で野球をさせていただけてることに甘んじるのではなく、感謝の気持ちを持って、一球一球に魂を込めて練習に励んでいきます。今年の全日本大会で、生まれ変わった中央大学準硬式野球部の野球や、野球に取り組む姿勢で、たくさんの方々に感動を与えられるように、最高の11日間にしていきます。