秋田合宿 4日目

2年 千葉 諒

 本日で秋田合宿は4日目となりました。本日は今合宿の中でも気温が最も高く、猛暑日となりました。本日の練習は昨日に続き、マシンを使い、振り負けないスイングを身につけるための練習を行いました。更に、通常のバットよりも20センチほど長いロングバットで打撃練習を行い振り込むことでヘッドの重みを感じてバットを使うことができました。打撃練習後のシート打撃では内野の連携で1球に対する集中が足りず、池田監督に様々なパターンの連携に対して細かく御指導していただきました。
 朝食後のミーティングでは、池田監督から、どのチームでも試合に勝ちたいと思うのは事は当たり前に持っている。それを練習時から考えて練習をするからこそ勝ちへの執着心が育まれていくということを教えていただき、このシート打撃時にも当てはまっていました。最後にはチーム全体が1球に対する声掛けなどができていたので質の良い練習ができたが、その反面、監督に言われてから気付くのではなく、選手の中からプレーに対する指示の声が出てくることでチーム内の士気が上がると感じた練習となりました。
 全日本大会はいつも経験しているリーグ戦とは比べ物にならない程のプレッシャーと闘わなければなりません。その場所でのピンチやチャンスの場面を想定してどれだけ1球に食らいついていけるかが大切なる。練習の為の練習をしていてはいくらしていても意味がありません。私自身捕手をさせていただいていますが、本日までの4日間で、次の次のことまで考えることとはまた別に、自分だけではなく他の選手の動きまで頭に入れて指示を出したり動かなければいけないと思いました。ただ「行動」するだけなら誰にだってできます。そのもう一つ二つ上のレベルになる為には考えて動く「考動」をしていかなければいけないと私は思います。
  まだまだ暑い日は続き疲労も溜まっていきます。いかにその辛い時に辛さを表情に出さずに我慢して乗り切っていけるかは大事になってきます。これを辛い表情をしてしまうとチームに悪影響を与えてしまうことを考えて動くことになると思います。明日からも1日1日をさらに追い込んで全日本大会に向けて万全の準備をしていきたいと思います。