秋田合宿 4日目

4年 遠藤祐亮

 本日は秋田合宿四日目でした。本日の秋田県は35度で今年1の暑さの中での練習となりました。その暑さの中でも朝はグラウンドで外野を20往復してからアップに入り、ラダートレーニング、ミニハードルのトレーニングをしてから練習を行いました。練習の中で投手陣に池田さんから自己犠牲の精神を持ってバッティングピッチャーをするようにとの御指導がありました。自分の練習のためだけにバッティングピッチャーをするのではなく、試合前のバッターの調整の為に、チームの為に投球することが大切だと御指導頂きました。自分のことばかり考えるのではなく、周りを見て、自分が何をすべきなのか考え、チームの為に行動する。その行動が結果的に自己犠牲となり、チームの為にそして自分の為になるのだと思いました。
午後からは秋田県の中学生を相手に野球教室を開いて野球の基礎から野球に対する姿勢まで指導させて頂きました。私達は東京でも小学生を相手に野球教室を行なっていますが、中学生相手に野球教室をするのは新鮮で、一つレベルを上げた指導をしなければならない為、いつもの野球教室より難しく、やりがいがありました。この野球教室というものは指導の難しさを体験できるだけでなく、私達を初心に帰らせてくれる為、非常に貴重な経験となっています。
今までこの秋田合宿は先輩に引っ張ってもらい、なんとか乗り切ってきましたが四年生として挑む今年は「四年生の意地」を出して後輩を引っ張れるよう、毎日が勝負のつもりで合宿に取り組んでいます。私は投手ですが、試合に出るときは短いイニングをきっちり抑えなければならない場面となると思うので、他の投手より一球の重みがあります。その一球一球を魂を込めて投げれるようにこの合宿では一球一球魂を込めて投げ込んでいきます。秋田合宿はまだまだ続きますので「四年生の意地」で乗り切り、来たる全日本大会では必ず優勝します。