浜松合宿 3日目

4年 河島 浩陽

 本日は合宿3日目となりました。午前中にノックを行い、午後はフリーバッティングとシートバッティング
を行いました。
本年度のチームスローガンは「原点回帰」です。現在のチームは昨年の全日本大会での苦い敗戦から始まりました。私達が日頃厳しい練習をしているのには理由があります。目標を達成することは勿論、目標を達成するために投手で言えば0-3、1-3、2-3のカウントから変化球を投げられる勇気、打者であれば試合終盤の負けている状況や、チャンスの場面で勝負を決める一打を打つ為の精神力を養うためです。
1年次は投手、2.3年次は野手、そして再び投手へと転向しました。現在の投手陣は昨年の先輩方が抜け、投手力が不足しています。直球の制球力には自信はあるものの、変化球の制球力が足りず投手と野手を行き来していました。直球を活かすには変化球は不可欠です。この浜松合宿では初日から250球、本日は200球を投げ、誰よりも投げ込みをしています。私はそれだけこの浜松合宿に賭けています。私は今までレギュラーとして試合に出場することはありませんでした。何故出場できなかったのか、それは実力が足りないからです。実力をつけ結果を出すには、「自信」が必要でその裏づけとなる練習が不可欠です。なんとしてもレギュラーを取り、全日本大会優勝の瞬間をマウンドの上で迎えられるように精進して参ります。
 私は浜松市出身であり、また父も中央大学準硬式野球部のOBであり、幼い頃からこの浜松合宿を経験してきましたが、その浜松合宿も今年が最後となりました。今朝のミーティングで帳尻合わせの練習になっているとご指導を頂きました。1日1日を大切にし、まずは関東大会に向けて大事な戦力になれるように充実した合宿とします。