2022年 秋田合宿 1日目

本日から秋田合宿が始まりました。

正午前に宿舎の森山館に到着すると、OBや応援する会の方々からの差し入れが届いており、球場では児玉様や小畑様が沢山のお米を届けて頂きました。差し入れを沢山頂けるのは先輩方が今まで築き上げた伝統の賜物です。当たり前ではないことをチーム全員で胸に刻み、大切に頂きます。

   普段、東京では35度を超える猛暑の中の練習ですが、ここ秋田県三種町は30度と比較的涼しい環境での練習が可能となっています。「ただ辛い合宿を過ごすのではなく、全日本大会で勝つ為の合宿にするように」という池田さんのお言葉を頂きました。球場までの往復20キロのランニングや普段よりもメニュー1つ1つの時間を多くとる事が出来ます。場所を変え、時間を確保する事でよりプレーの精度を高められます。大学のグラウンドよりもフェンスまでの距離があり、実戦の中で外野手と内野手の中継プレーが出来ます。全国大会の緊迫した場面でベストパフォーマンスを発揮する為の合宿にしようと臨みました。シートノックではライン線の鋭い打球に対し、体を入れる向きの指摘を頂きました。私達は投手を中心に守備から流れを作り、1点や2点の接戦を物にするのが戦い方です。1つのエラーから失点に繋がり、敗戦に繋がります。「試合で勝つ為に」を意識すると体の入れ方や送球の精度、カバーリング、送球のワンバン処理、中継プレーなどまだまだ課題は多くあります。練習の中でミスが出てしまうのは当たり前です。ミスが出た時に何故暴投を投げてしまったのか、何故エラーしてしまったのか、何故捕れなかったのか、頭を使って分析しなければ同じミスを起こしてしまいます。一つ一つのプレーを全員の目で見て、指摘し合いながら取り組んで参ります。

    合宿がいよいよ始まり、精神的にも肉体的にも限界まで追い込む事で選手として大きく成長出来ます。ランニングコースの稲穂の成長と共に私達も一皮も二皮も大きく成長できる合宿にします。(3年・山崎大翔)