令和6年度浜松合宿 6日目

本日も雨が降り続ける中、合宿6日目が始まりました。今回の浜松合宿の中でも一層気温が下がり、小雨が振る中でしたが、小泉監督のお話しでもあったように、悪天候でも試合を行う状況はあるので、全員で気持ちを入れて走ってグラウンドへ向かいました。球場に着くと内野には水溜まりがあり、予定していた紅白戦は出来そうに無かったので、一度選手でミーティングをし、雨の中でも活気良く取り組んで行くことを意識して、アップに入りました。アップでは、連日の合宿の疲れから動きが重たくなっている選手も見られましたが、雨にも負けない元気で全員で活気よくやり切りました。

次に外野でキャッチボール、遠投を行いましたが、途中で雨が強くなり打撃練習に切り替えました。野手は手投げバッティングやTバッティングを行い、低反発バットになり打球も抜けにくくなるので、高い打球ではなく低く強い打球を打つことを意識して取り組みました。投手は昨日、甲賀様から教えて頂いた呼吸のトレーニングを行いました。その後、雨が強くなった為、走って宿舎に戻り昼食を取りました。

午後からは湖畔の家の隣にある体育館で練習を行いました。そこでは投手、内野手、捕手、外野手に別れて基礎練習を行いました。

投手は2班に別れてフィールディング、シャドウ班と体幹とトレーニング班に別れて行いました。

フィールディングはボールまでの速さと正確さを意識しました。シャドウでは打者を想定して同じフォームで投げ続けることを意識して取り組みました。

内野手はゴロ捕球を行った後、ポジション別に分かれて二遊間はゲッツーの練習、一塁手はハンドリング練習、三塁手はスイングを行いました。

捕手はスイング、キャッチング練習、ハンドリングを行いました。キャッチング練習ではサンドボールを使って低めの球を審判から見てストライクに見えるように意識して行いました。

外野手はスイング、チャージ練習、背走を行いました。

スイングは、チームで意識している低く強い打球を打つよう惰性で振るのではなく1本1本を集中して取り組みました。途中で小泉監督からもあったように、顔をしっかりと残して流れで振らないことを意識し、より実戦でも通用するスイングを意識して行いました。チャージ練習ではチャージのスピードや取ってからの送球へのステップを意識して行い、背走では後ろの打球を取ってから1発で投げる練習をしました。このメニューでは、ひとつひとつの動きを全員で指摘しあい、改善点を見つけ、よりスムーズな動きが出来るように意識して取り組みました。この様に今回の合宿では、基礎練習に多く時間をかけて参りました。実戦では、より基礎が重要になると考えております。これまで取り組んできた基礎を明日以降の実戦の場で発揮出来るように意識して練習に臨ます。

私自身の課題は、アウトに出来る安定した送球を投げれるようにすることです。その為にチャージのスピードを上げ、そこで生まれた勢いをステップから送球に繋げることを意識して取り組んでおります。まだまだキャッチボールが雑な部分が少しあるのでもう一度初心を忘れず丁寧に行いたいと思います。打撃面では、昨年からの課題である逆方向へのヒッティングです。体が流れて開いてしまう癖があるのでアウトコースの球を体の正面で打つ強制をこれからの実戦でも意識して取り組もうと思います。

 

また本日は藤城様(昭和63年卒)松村様、杉田様(令和5年卒)、ご父兄の酒井様、岩井様から差し入れを頂きました。藤城様からは餞別金を頂き、激励のお言葉を頂きました。松村様は大阪から3時間以上かけてお越し下さり、河島様もご都合が合わず厳しい中、応援に来て下さりました。天候が悪いとわかっている中で、松村様は大阪から3時間以上かけてお越し下さり、河島様もお仕事の都合を調整して、貴重なお時間を割いて激励に来て下さりました。4年生の田中さんの挨拶でもあったように、こうした方々へ感謝の気持ちを持つだけでなく、3月に開幕する関東選手権大会優勝の報告をすること、そして何より、「誰からも応援されるチーム」「誰からも応援したいと思えるチーム」になることが最大の恩返しだと改めて実感しました。その為にこの合宿を通じて体力の向上、チーム全員の士気を高め下級生からも盛り上げていき、関東選手権大会優勝を目指して取り組んで参ります。