令和6年度 秋田合宿 5日目

本日は、東北学院大学との三種町長杯二戦目が行われる予定でしたが、生憎の天候により残念ながら中止の運びとなりました。東北学院大学の伏見監督からお帰りになる際に、「決勝で会えるようにお互い頑張りましょう」とのお言葉を頂きました。

東北学院大学の皆様も定期戦ではありますが、毎年五時間以上かけて三種町まで来て下さっています。昨晩、レセプションの際に小泉監督が仰ったようにこの場で繋がった縁を大切にして全日本大会の開会式などでお会いして話をするだけでなく、お互いに決勝まで勝ち上がり全力でぶつかり合う為に残りの合宿をより充実したものにしていきます。

雨でグランド状態が悪かった為、その後の練習は体育館をお借りして、ストレッチや体幹トレーニングを行いました。

ストレッチでは、疲労が蓄積していく中で動きが悪くなった上半身の柔軟性を改善することを意識して行いました。合宿では、大学のグラウンドよりも広いグラウンドを使わせて頂いている為、自然と投げる距離は長くなり肩や肘など上肢への負担が大きくなります。合宿で積み上げた体力や技術が怪我をして全日本大会で発揮することができないのはチームとして避けなければいけないので、今一度体の動きの改善をトレーニング前に行いました。

体幹トレーニングでは、体のバランスを安定させることを意識して、林部長に教わったメニューを中心にトレーニングを進めていきました。体幹が安定していないとバランスが悪くなり怪我が起こりやすくなるだけでなく、野球のパフォーマンスも低下してしまいます。基礎となる体幹を鍛え直し、合宿で鍛えた技術を更に発揮するために時間を見つけて体幹トレーニングは継続していきます。

又、私自身冬の浜松合宿前に怪我をして皆と一緒に練習が出来ませんでした。それに加え春の関東大会、リーグ戦と出場することが出来ず、とても悔しい思いをしました。その時の悔しい思いを二度としたくないと思い、このストレッチや体幹トレーニングは個人的にも特に意識して取り組みました。

体育館で行ったトレーニングでは、全員で声を掛け合いながら盛り上げて行うことができました。今年のチームは、どのようなメニューでも全員で目的意識を持って取り組むことができることが強みだと感じています。明日からの合宿でも、練習を行う前に全員で練習への目的を明確にし、より実のある練習をすることを心掛けていきます。 

明日より秋田合宿の後半に差し掛かります。

明日も天候が不安定になると予想されますが、どのような環境でもできることを全力で行い、ミーティングでも話し合ったように、残りの期間でチームを仕上げるという意識を全員で持ちながら明日からの練習に取り組みます。

 

本日も沢山のOB方々やご父兄、関係者の方々から差し入れをして頂きました。

小貫 慧太 様ご両親(平成28年度卒)

杉田大貴様(令和6年度卒)

野田真人様

萬谷様

 

このような沢山の差し入れは、練習を頑張って欲しいという想いや期待の元に時間や労力を掛けて送って下さっているものです。8年振りの全日本大会優勝を叶え応援してくださっている方々への期待に応える為にも、この合宿をやり切ったといえるものにしたいと改めて感じました。又、私自身今季の関東大会とリーグ戦を怪我で出場できていない分、この秋田合宿を全力でやり切り、チームの日本一に貢献できるように一層精進して参ります。