令和6年度 秋田合宿 9日目

本日は秋田合宿最終日。今年の秋田合宿は天候に恵まれ、最終日に相応しい晴天の中練習を行いました。

 

本日は集団走、動的アップ、塁間ダッシュを行った後、キャッチボール、シートノック、そして紅白戦を行いました。

本日は紅白戦にも関わらず近藤悦応様が審判を務めて下さり全日本大会さながらの緊張感ある紅白戦が行えました。

 

アップやシートノックでは最終日ということもあり、疲労が見られる選手もいましたが、その疲労を感じさせないほどの声を出し、非常に良い雰囲気の中で紅白戦を迎えることができました。

紅白戦では、全日本大会でのベンチ入りやスタメンを勝ち取るため、各選手が自分の持ち味を存分に発揮し、白熱した試合が繰り広げられました。

投手陣は、試合の重要な局面でキーマンとなる打者に対して、その前にランナーを溜めないよう意識して挑んでいました。また、自らカウントを悪化させることなく、常に投手有利の状況を維持しながら攻め続けたと思います。

打者陣は、序盤から先制点を挙げ有利に試合の流れを運ぶ為に一巡目の打撃をいつも以上に集中して挑みました。

課題としては、内外野間のフライに対するコミュニケーションや、要所での失策が挙げられます。このようなミスは、調子の良し悪しに関係なく防ぐことができる為、全日本大会までの限られた期間の練習でしっかりと改善していきます。

 

今年のチームは「日本一奪還」を目標に掲げ、これまで懸命に練習と合宿に取り組んできました。私自身も主将として、昨年の全日本大会の悔しい敗北を胸に、一年間「日本一」を目指して野球に真剣に向き合ってきました。昨年の大会では、試合中の怪我によって主力でありながらその後の試合に出場できず、チームや当時の四年生に多大な迷惑をかけてしまいました。その経験は、人生で最も悔しい出来事の一つでした。

その悔しさを晴らすために、この秋田合宿では「敵は自分自身だ」と自分に言い聞かせ、全力で取り組んできました。今年の全日本大会では、自らの打撃と守備でチームを日本一に導き、これまで支えてくださった方々に恩返しできるよう、さらなる精進を重ねてまいります。

 

8月9日から始まった秋田合宿では様々な方から激励のお言葉と差し入れを頂きました。私達中央大学準硬式野球部を昔から応援して下さる関係者の皆様やご父母の方々が沢山の差し入れをして下さり、OBの方々が貴重なお休みを利用して練習のお手伝いをして下さるなど、潤沢な環境で何不自由なく、この合宿を終えることが出来たことに心から感謝申し上げます。

8月23日から、全日本大会が幕を開けます。昨年、一昨年と日本大学に敗れ、悔しさを噛みしめてきましたが、今年は初戦でその日本大学と再び相まみえます。この二年間の無念を晴らし、その勢いで頂点まで駆け上がります。目指すはただ一つ、「日本一」。全力で戦い抜きます。

温かいご声援の程、宜しくお願い致します。