今日の朝にバスで寮を出発し、夕方秋田の宿舎につきました。今回で4度目の秋田の風景を見て気持ちも合宿という気持ちになり、全日本大会に向けてさらに野球に集中していこうという気持ちにもなりました。
いよいよ、全日本大会も10日後に迫り今回の合宿では試合に向けて技術面はもちろんですが、チームの雰囲気にも気を使っていきたいと思います。そのために自分は4年生としてチームを声で引っ張っていきます。指示の声、反応、チームの士気を上げる声を出し続け、活気のある練習にしていき全日本大会に最高の状態で入っていきたいと思います。
自分にとって最後の合宿、全日本大会悔いのないよう全力で取り組んでいきます。
そして、後輩たちに少しでも何かを伝えられるような態度、プレーをしていき何かを感じ取ってもらえるよう行動していきたいです。
チームに影響を与える選手になる。
上記は、今年の夏のテーマとして私が掲げたものです。
昨夏の全日本大会1回戦敗退から早1年。この1年間、今までにないくらい多くの経験を通し、昨年までとは全く違う気持で夏を迎えております。
特に私は3つの経験を通し自分自身大きな変化があったと思います。
まず1つ目は、教育実習です。5月に地元の母校である中学校にて3週刊教育実習生としてお世話になりました。今までの人生で野球の事などを後輩に指導することは多々ありましたが、一人の指導者という責任のある立場で人を指導するのは人生で初めてでした。この実習を通して、教えることの難しさ、教えることの喜び、また人には見えないところで多くの人に支えられて生きている、という事を学ばせて頂きました。
2つ目は、就職活動です。就職活動をする中で、自分の人生を振り返ると野球三昧であった事を痛感しております。就職活動の中で多くの社会人の方と話をしているうちに、社会には野球以外にもこんなに輝いている人がいるという事に驚き、これまで自分の考えていた世間の狭さに気づかされました。
3つ目は、最上級生になった事です。チームや後輩を引っ張り、後輩たちのお手本となる行動をとることの難しさを実感し、これまでお世話になった数多くの先輩方の凄さを今さらになって感じております。
これらの経験を通し、野球が当たり前のようにできている今の環境と今までお世話になってきた人に本当の意味で感謝したいと思います。
私が本気で野球に打ち込めるのも残りわずか。これまでお世話になったすべての方々に感謝する意味でも、今私ができる事は、「チームに影響を与える選手になる」事だと思います。残りの日々、全力を出し切り、学生野球を悔いなく締めくくりたいと思います。
私は今まで春、夏と5回の合宿を経験してきましたが、6回目の今回は今までのどんな合宿よりも強い思いを持って臨んでいます。昨年の全日本大会は私のミスで1回戦で負けてしまい悔しい思いをしました。本当に悔しく、また申し訳なく思い、誰よりも一生懸命練習してきました。しかし、それでも思うような結果は中々出ず、正直「もういいや」と諦めそうになった事が何度もあります。そんな時にいつも考える事はやはり支えてくれる人の存在です。両親、仲間、監督さん、コーチ…。今、こうして大好きな野球が出来ているのはそうした人達の支えがあるからです。社会に出たら比べ物にならないほどの大きな壁が必ず立ちはだかってくると思います。大好きな事が出来て悩みがある事を幸せに感じられるような大きな心を持つことが大切です。私もまたまだ精神的にも未熟です。打てなかったりミスをするとすぐに機嫌が悪くなったり、愚痴を言いたくなる時もあります。今みたいに暑い日が続く時は早く冬が来ないか、優しくしてくれた人は善い人、意地悪された人は悪い人と決めつけてしまう。上を見ては不平不満を言い、隣を見ては愚痴を言う。人間は誰しもそうなってしまう時があると思います。しかし、こうした行動から生まれるものはマイナスな事ばかりです。心の視点を変えれば、自分の見る世界も変わってきます。自分の殻を破り一つ一つ成長していかなくてはなりません。
また、夕食の席で池田さんが、食事のマナーや何故この時期にこの食材が出るのかというお話をしてくれました。体の事を考えずに自分の食べたい物だけを食べ、冷たい飲み物をがぶがぶ飲むのはいけないと注意されました。体調を崩すのも良くするのも自分の責任です。自分の事は自分にしか分かりません。暑い日が続き試合が近い今、体調の事を最優先に考えなくてはならないと感じました。
まだ練習三日目ですが、OBや保護者などたくさんの方々がグランドまで来て下さり、差し入れも持ってきて下さいます。今の自分、準硬式野球部が何故あるのかをしっかりと考え、感謝の気持ちを忘れず精進していきたいです。
野球の技術はもちろん人間的にも成長できる合宿にしたいと思います。
8月9日。本日は「野球の日」ということもあり、様々な出来事がありました。まず、中央大学準硬式野球部のOBである工藤さんが監督を務める秋田県の能代商業高校が甲子園に出場し、強豪校である神村学園に勝利をしました。先日、池田監督のご配慮で能代商業まで行き野球の指導をするという機会をいただきました。私も行かせていただいたのですが、自分たちが直接アドバイスしたり一緒にプレーした高校生が甲子園で活躍している姿を見ることができ、心の底から嬉しかったです。そしてそれと同時に、私たちも全日本大会に向けてより一層頑張らなければと気持ちが引き締まりました。
本日の練習は、迫る全日本大会に向け実践的なメニューを行いました。午前中はノックと一本打撃のとき、池田監督が「一人一人がリーダーであるという自覚を持ち、練習に取り組んでほしい」とおっしゃっていました。その言葉を全員が心がけ、いつも以上によい雰囲気で練習できたと感じました。
午後からはフリー打撃を行いました。しかし、効率のよい練習をするためにはどうしたらいいのかと考えず、池田監督から注意を受けました。やはり、誰かに言われてからやるのではなく、この練習メニューが組まれた意味を自分たちで考え、率先して動いていかなければならないと改めて感じました。グランドで練習した後はバスに乗り込み、恒例のイベントになりつつある寒風山に行くことになりました。寒風山の麓に到着するとバスを降り、山の頂上まで競争。長い坂道を走っていると妥協しそうになり、何度も歩きたくなりました。しかし、自分の前を走っている仲間を見たら「こんなんじゃ、いけない」と自分に発破をかけ、走り続けました。頂上では先にゴールした仲間たちが大きな声で応援してくれ、その声は本当に自分の背中を押してくれました。ゴールした人は下から走ってくる仲間を必死になって応援していて、「本当にいいチームだな」と思い、チームの絆を感じられることができました。
私たちの目標は全国制覇です。チームはその目標に向かって、確実に前へ進んでいます。しかし、まだまだ改善しなければならないところがあります。一人一人が「チームを引っ張っていくんだ」という気持ちを持ち、全日本大会までの残りの日々で、少しでも成長することができるよう野球に取り組んでいきます。
最後になりますが、東京からわざわざ私たちの為に来て下さった森田さん山中さんには本当に感謝の気持ちでいっぱいです。私も先輩方の様な立派な先輩になれるよう頑張ります。
応援して下さる方々の期待に応え、全日本大会優勝というかたちで恩返しをするために、もう一度気を引き締めなおして頑張っていきます。
本日で夏合宿6日目。全日本大会初戦の同志社大学戦まで一週間になりました。2月に本格的に今年のチームが始動し、浜松合宿、九州遠征、春季リーグ戦をチーム全員で乗り越え、秋田合宿を迎えています。
これまでを振り返ると、とても貴重な経験をする事ができたと感じます。
力があるはずの今年のチームでしたが、3月の九州遠征では私が入部後初めて負け越して帰ってきました。
なぜ勝てないのか・・・?主将を任されている私は、そればかりを考える毎日でした。投手は配球に、打者はバットに制限があったから?確かにそれが敗因になっていたかもしれません。しかし、その制限とは比べ物にならない程の大きな原因がありました。それは選手全員の気持ちが一つの方向に向かっていなかった事です。特に、本来チームを引っ張るべき4年生が、野球に対して本気で向き合えていなかったように思います。その事について、本当は分かっていながらも目を背けてしまっている自分がいました。
なぜ4年生が野球に集中できていなかったのか・・・?
卒業後の自分の進む道を探す就職活動という存在や不安。それに加え、スタメンとして出ている選手がほぼおらず、何をモチベーションにして野球を頑張るのか見えていない4年生がほとんどでした。しかし、チームの柱であり大きな影響力を持つ4年生がそんなことでは全日本大会優勝どころか、出場すら危ういと感じました。
そういった危機感から焦りが生まれ、私は次第に周りが見えなくなっていました。その中でも特にチームに影響力のある2人の選手とは、互いに言いたい事も言わず、互いに対する不満が溜まる一方になっていました。とにかくこの2人の考えや想いを知る事から始めないと何も進まないと思った私は、それぞれの選手と本音で話をする機会を作り、互いの気持ちをぶつけ合いました。夢や目標、チームに対する想い・・・。
私は、それぞれの選手と話をするうちに自分自身がどれだけ視野が狭くなっていたのか、一人よがりであったかを思い知らされました。また、きちんとコミュニケーションを取る事の大切さを痛感しました。その後、2人の選手を中心に、チームを引っ張る意識を持った選手が増え、リーグ戦で優勝でき、全日本大会への出場権を獲得することができました。
今回の合宿でも、日を追うごとにチーム力が上がっていると感じています。明日は定期戦で中京大学、東北学院大学との試合がありますが、今の中大準硬がどれだけの試合ができるのか、楽しみでなりません。
また、本日の夕食は大森さんに招いて頂き、他では味わえない美味しいカレーや立派なマグロ、ホタテなど豪華な御馳走を頂きました。選手全員、厳しい秋田合宿の中で、一番楽しみにしている行事です。大森さん、奥様、社員の方々には、毎年本当に温かい歓迎をして頂き、感謝の気持ちでいっぱいです。今後も良き伝統として、ずっと続いて欲しいと願っています。
多くの応援して下さる方々に最高の報告ができるよう、あと3日、精一杯頑張り抜きます。
本日は午前中に中京大学、午後から東北学院大学と定期戦を行いました。
全日本大会までの最後の試合ということでチーム全員が気持ちを入れて臨みました。結果は1勝1敗という結果ではありましたが、得ることの多いとても良い試合であったと私は思いました。
本日の試合は、池田さんのミーティングでもあったようにクリーンナップが全く打てず、駄目な打ち取られ方をしてしまったということが敗因の原因であったと思います。確かに3番・4番・5番が打てば試合に勝てるとは思います。しかし、打撃というものは10割打てるわけではありません。どんなに良い打者でも3割打てれば凄いことです。本日の試合を見ていると打てなかったことが次の打席にも影響しているように見えました。4年生として打てなかった人に一言でも声をかけてあげればよかったなということが本日の反省だと思います。また野球はチーム全員が1つになって戦うものであるから打てなくても次の打者に声援を送るという心の余裕も必要であると感じました。
最近の練習は、良い声もたくさん出ていてとても良い雰囲気で練習に取り組めていると思います。だからこそ自分が打たなければ、自分が抑えなければという気持ちを捨てなければならないと思います。もう1度チーム全員が初心に戻って自分に何ができるか、自分はどういう立場なのかということを理解しなければならないと思います。こういうことができればこのチームはとても強いチームであると私は思っています。全日本大会初戦までの4日間の練習でもう1度チームが1つになって戦うということを確認して初戦に自分たちのすべてをぶつけれるように明日から気持ちを入れて練習に取り組みたいと思います。
本日で秋田合宿8日目を迎えました。昨日まで練習を行っていたスカルパ球場から移動し、弁天球場で練習を行いました。
私は今回で3回目の秋田合宿を迎えています。一年時、二年時、そして今回と、全ての学年で練習に取り組む姿勢や考え方が変化してきたと実感しています。今回の私の個人目標は「チームの為の意味のある声と行動」です。三年生としての自覚、責任を全日本大会優勝の為にどれだけ目標を達成できるかが、非常に重要であると思っています。
本日の練習は午前はアップ、ノックを行い、非常に良い雰囲気で練習を行えたと思います。そして、午後からは一本バッティングを行いました。しかし、午後からの練習ではチーム全体の集中力が欠けていたように感じました。レギュラー陣の活気の無さや、バントの失敗などの最低限やらなければいけないことが原因だと思います。全日本大会では「1球の大切さ」が非常に鍵を握るものです。1球にかける集中力がなければ、全日本大会を勝ち抜くことはできません。残りの練習では、この1球の大切さを感じ、一人一人が一つのプレーの責任を感じ、チームとしての士気を上げることが必要だと思います。
全日本大会を優勝するためには、池田さんがおっしゃっていたように体の疲れを取るために「睡眠」をよくとることも大切だと思います。また、一人一人がチームの一員としての責任を持ち、チームを引っ張り、気持ちをぶつけ合うことにより、チームが一つになることも重要だと思います。
そして、これまで練習や合宿で行ってきたことを信じ、チームの為に一人一人が犠牲心を持つ事が大事だと思いました。
明日は合宿最終日です。そして、これまでの最終確認の日でもあります。全日本大会に少しでもつながる練習を行い、チーム一丸となって合宿を締めくくりたいです。
本日は秋田合宿最終日です。今回の合宿は全国大会寸前での合宿になりましたので、個々のレベルアップと共にチームのレベルも高めなければならない事もあり、選手全員が高い目標を持った合宿になったと思います。
その中でも特に4年生は最後の全国に向けて一丸となってチーム力の向上に力を入れてきました。
私個人の目標も下級生には出せない声やプレーで影響力を出していくと決めて合宿に臨みました。
本音を話すと、本来ならば最上級生の私達がチームを引っ張らなければならない立場にありながら、思うようになっていないことが度々ありました。ですがその度に1つ下の3年生は一生懸命サポートしてくれました。毎日毎日本当に感謝していました。1,2年生はスタメンで出る選手も多い中、練習後にはチームのボールを磨いてくれたり、食事の準備をしてくれました。遅くなって疲れた体でもバットを持ってスイングに出る選手もおり、本当に大した後輩だと感じていました。
私にとってこの全国大会はただの全国大会ではありません。私が小学校から野球を初めて、野球するために静岡商業高校に入り、ここ中央大学でも続けることが出来たのは、指導をしてくださった今までのチームの監督コーチのおかげです。又どんなときも一緒に高めあってきたチームメート、先輩、後輩が今の私を育ててくれました。そして何より両親が黙ってここまで送り出してくれたことに感謝しています。
一番分かりやすい形のプレゼントが全日優勝のメダルだと思い、この大会に懸けています。
全日本大会という大舞台で野球をできることに感謝し、大好きなこのチームで必ず優勝します。みなさま応援よろしくお願いいたします。
昨日で秋田合宿を終え、本日は移動日でした。野手はフェリーで移動し、投手は少しでも疲労を取る為、飛行機で移動しました。そして、夕方に北海道に到着しました。
今年の秋田合宿では、チームにとっても個人にとても収穫の大きい合宿となったと自分は感じています。
自分は今回の合宿の目標としてチームの結束力、士気を上げることをとても意識していました。それは今年は例年とは違い、全日本大会開催がが早く、秋田合宿終了後そのまま北海道に乗り込むことで秋田合宿でのチーム状態が非常大切だと思っているからです。なので練習では三年生として後輩を引っ張り、チームに影響のある声を出したり、練習以外でもいろいろな人とコミュニケ―ションをとったり常にチームの状態を上げること意識して行動していました。八月九日、寒風山をランニングで登るトレーニングをし、選手全員で励まし合い全員が頂上にゴール出来た時の雰囲気はチームが一つとなっていると感じ、とても辛い練習だったのですが自分は結束力が深まっているのを実感し、これがチームだと感じました。
チームの結束力、士気を意識することにより、自分も緊張感を持って活気の入った練習が出来、個人としても収穫の大きい合宿となりました。
あと一つ今感じていることがあります。
それは「感謝」です。合宿はたくさん辛い時もありますが、こんな貴重な経験は社会に出てからは絶対経験出来ることではないし、みんなで全日本大会優勝という一つの目標に向かって頑張ることも今しかありません。食事一つをとってみても、池田さんがおっしゃっていたように、美味しい御馳走が何日も食べられるのも部を支えて下さる方がいるからで、支えて下さる方がいなければ食べられる事も出来ません。もう一度、支えて下さる方がいるから今の自分達があることを考え直し、感謝の気持ちを持って日々を送りたいと思います。
そして恩返しとして全日本大会で頑張っている姿を見せて優勝したいと思います。