26日 11月 2015
本日は、オーストラリア遠征6日目、実質的な最終日となりました。本日は、個々で買い物に出掛けたり、昼食を食べたりして1日を過ごしました。しかし、買い物をしたり、昼食を食べたりすることは、海外では安易なことではありません。言葉が通じない中で、自分の思っていることを現地の方に伝えることは非常に難しかったです。しかし、言葉が通じないからといって会話を避けることは、自分が成長できるチャンスを自ら妨げていると思い、積極的に会話をしました。自分がわかる範囲の単語とジェスチャーを使うことで、自分の意志を充分に伝えることができました。その時は、非常に嬉しい気持ちになりましたし、達成感もありました。このように、自分自身で新たなことに挑戦することは、野球にも繋がっていると思います。自分の弱点から目を背け、何も努力しなければ、弱点は克服されません。しかし、初めは上手くいかなかったり、自分の思った通りにいかなかったりしたとしても、挑戦し続けることが本当に大切になるのだと、改めて痛感しました。今年のチームは、関東大会、全日本大会、関東王座とトーナメント方式の大会ではすべて準優勝に終わっています。なぜ、優勝できなかったのか、なぜ、勝ちきれなかったのかを自分たちで考え、このオーストラリア遠征で引退する4年生の姿を見て、新チームになる前に、どんなことにでも挑戦し続けるチーム、そして何よりも勝てるチームを目指して頑張っていきます。 今回のオーストラリア遠征は非常に充実したものとなりました。オーストラリアの選手の貪欲に野球に取り組む姿勢や、自分たちと積極的に会話をしてくれる姿勢は、今の自分たちには欠けているものであると思います。オーストラリアの選手の積極的な姿勢を自分たちも学び、日本一奪還を掲げ、更なる努力をしていきます。又、今回のオーストラリア遠征は、たくさんの方の御支援があり実現しました。オーストラリアの野球連盟の方や、現地の日本人の方が自分たちのためにグランドやホテルをはじめとした様々な手配をしてくださったことに心より感謝しております。この御恩は自分たちが日本で結果を出すことが1番だと思います。日本に帰ってから、このオーストラリア遠征で学んだことを誇りにして、たくさんのことに挑戦し続けます。