03日 3月 2013
合宿最終日。気温が高く天候にも恵まれ、最高の野球日和でした。本日の練習メニューは、午前中にグランドまでのランニング、アップ、キャッチボール、ノック、ランナー付きノックを行い、午後はフリーバッティングを行いました。本日の練習には中大準硬のOBである大石さん、豊田さん率いる三ケ日高校の選手たちが来られ、合同で練習を行いました。グランドまでのランニングやアップでは、高校生のフレッシュな姿勢に私たちも大変刺激を受け、さらに気合いが入り、合宿の締めくくりとして相応しい練習ができたと感じております。しかし、同時にまだまだ自分たちの意識が低いことも痛感しました。ノックの前に行われた池田監督のミーティングで、「なぜ今、基本通りの捕球姿勢でとるということを徹底しているのか?」という質問を受けたとき、私たちは「悪い癖をつけないため」とか「基本通りの姿勢で捕球すれば打球がイレギュラーしてしまってもアウトにできる確率が高いため」というようなありきたりな回答しかできませんでした。もちろんこのようなことも大切なことです。しかし、池田監督はそれにプラスして、今年の目標である”基本の徹底”、雨や風の天候、その時のグランドコンデションの善し悪しに対する”変化の対応”について踏まえて、基本通りに捕球しなさいと私たちに伝えてくださっていたのです。そのことについてほとんどの選手が気がついていませんでした。私たち選手同士でも「常に先にあることを見越して行動しよう」ということを意識して取り組んできていましたが、今回のことを通して今までの様では足りないということに気付きました。今後は、指導者の方々に言われる前に私たち自身で気付き、考え、行動していけるよう、もう一度全員で確認をして取り組んでいきます。 また、「自分で限界を決めない」ということも教わりました。私たちの目標を達成するには今まで以上の質で今まで以上の量の努力を積み重ねなくてはいけません。そのことを理解していながらも、どうしても自分の弱い気持ちが勝ってしまう場合があります。現状に満足することなく、さらなる高みを目指して練習や試合に臨みたいです。やはり一人では妥協してしまうこともあるかもしれません。そのような時は、仲間同士で声を掛け合い、時には励まし、時には叱咤し、チーム全員が技術的にも精神的にも成長できるようにしたいと考えています。 今年の静岡合宿にも、大変ご多忙の中、多くのOBや保護者、応援してくださる方々がお越しくださいました。改めて私たちは多くの方々に支えていただき、応援していただいているのだということを感じ、部員一同心より感謝しております。たくさんの差し入れもいただき、誠にありがとうございました。私たちは結果というもので、皆様に恩返しがしたいと思います。人間は「己の為に頑張ろう」という人よりも「誰かの為に頑張るんだ」という人の方がより苦しいものにも耐え、より力を発揮します。私たちも応援してくださる皆様の為に頑張れる人間になれるよう、皆様に対する感謝の気持ちを絶対に忘れずにこれからも取り組んでいきます。 間も無く関東大会が始まります。本日で静岡合宿は終了いたしましたが、これからさらに気持ちを引き締め、関東大会に向けてチーム全員で士気を上げていきます。 3月8日から始まる九州遠征など、今後も随時中央大学準硬式野球部のHPも更新していきますので、お時間がございましたら是非ご覧になってください。宜しくお願いします。