20日 2月 2015
本日から平成27年度浜松合宿が始まりました。今年の目標は関東大会優勝、全日本大会連覇です。その目標を達成するためには昨年以上の練習をする必要があります。昨年と同じことをしていては勝てません。より高いレベルや質を求めて、新チームが始動した11月から何度もミーティングを重ね、チーム全員で声を掛け合いながら今まで取り組んできました。より高いレベルや質を求めるためには何が必要かを考え、まずは全員が自分の弱いところを把握するということが必要であると考えました。自分自身で自分のことを知るということは簡単そうで実は非常に難しいことだと思います。自分が思っていることと、周りが思っていることは違い、周りから見てその人に足りていないことをミーティングで指摘するようにしました。そうすることによって、自分自身の課題がより明確になり、オフ期間の自主練習を充実させることができました。本日からの浜松合宿では、全員が昨年とは違う生まれ変わった自分を魅せるチャンスだと思います。チーム全員で目標に向けて、切磋琢磨しながら全力で練習に励んで行きます。私自身としては、昨年の8月の秋田合宿で、右肘を怪我してしまいました。全日本大会を目前としての怪我で本当に悔しい思いをしました。チームメイトが全日本大会優勝に向けて全力で試合に挑んでいる姿をスタンドから応援することしかできず、優勝はしたものの、正直悔しい思いがありました。右肘の怪我の診断結果は、靭帯断裂でした。野球を続けるためには、手術をするしか方法はないという診断を受け、このまま野球を諦めて、裏方としてチームを支えるか、それとももう一度グランドに立つため手術をするか悩みました。しかし、「もう一度グランドに立って選手としてチームの勝利に貢献したい」という気持ちが非常に強く、手術を決意しました。野球ができない日々が続き、非常に辛く、苦しい日々が続いていますが、自分を成長させるチャンスだと思い、今はリハビリの毎日を過ごしています。そして辛抱強く練習に励み、必ず復活しチームの勝利に貢献します。また、今年は昨年まで正捕手であった福澤さんが抜け、熾烈な正捕手争いが行われています。捕手はチームの要であり、監督の分身であります。正捕手の座を勝ち取るため、誰よりも野球を知り、誰よりも大きな声を出し、チームの信頼を勝ち取れるようにして行きます。チームの信頼を勝ち取るために、野球中だけでなく、宿舎での整理整頓等の細かいところまで目を配り徹底した生活をおくって行きます。 今回の浜松合宿は、非常に多くの方々の支えがあり行うことができています。本日東京から浜松まで部の道具を運んで下さった若林先輩、自分たちの体を大きくするために350キロものお米を差し入れして下さった方々、毎日美味しいご飯や温かいお風呂を提供して下さる湖畔の家の方々に感謝の気持ちを持ち、充実した9日間を過ごせるようにして行きます。そして、関東大会優勝、全日本大会優勝という最高の報告ができるように、チーム全員で、厳しい練習を乗り越えられるようにします。